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設立趣旨書
【趣旨及び背景】
福岡市と北九州市の中間にべッドタウンとして位置する自然豊かな宗像市の子育て環境の現状は、年々地域の子育て力の減少、関わりの減少の中、子育ての孤立が不安感をあおり、育児不安や負担感をもたらしています。
宗像子育てネットワークこねっとは、平成10年に育児サークルが集まり、子育て中の保護者同士の交流、情報交換、子育てに関する基本的な知識を学びあい、思春期を見据えた子育てが少しでも愉しくできるように設立されました。
また、平成17年より「宗像市子育て支援センター」を行政と協働で運営をして保護者に寄り添いながら、子育て環境の充実に努めてきました。
近年の社会的な背景においては、ネットによる過剰な情報量は子育ての不安をつのらせており、人とのつながりを敬遠する傾向もあります。また大気汚染等による自然環境の変化も否めません。
このような現況を踏まえ、解決に向かうため、孤立しがちな親子のネットワークをひろげ、ともに学びあい溢れる情報の中から確かな選択ができる共通の認識を持つことを目指していきたいと思います。交流の場や親子で関わる事業や講座、子育て相談、自然環境の情報など、実態に則し、柔軟に対応し保護者のニーズを行政や社会に発信して展開していくことが必要です。
行政、市民団体、コミュ二ティ、大学、支援者と連携し、繋ぎ役としていっそうの信用度を高め、継続性のある長期的な展望をもち、心豊かに子育てができるまち、人に優しい社会を地域全体で支えあう仕組みをつくることが必要です。
NPO法人格を取得することで、宗像子育てネットワークこねっとは、多様な子育て環境や子育て家庭のニーズ等の課題を把握する組織体制力を付け継続的活動が可能となることを目指す必要があります。
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